飯子の日常 10





「えーじゃない。わがまま言うと晩御飯作ってあげないよ」
「あっ、それは困る!今日親おらんから食べるもん無いし」
「じゃあ大人しくしときなさい。だいたい昼ファーストフードやったやろ、太るよ?」
「はーいママ」
「ママ違う」 




「その分おいしい夕食頼むわ、ってことで」
「・・・わかった、ありがと。
 ・・・じゃあコレこのスーパーのカードね。今日は会員5%オフだから。
 あとレジ袋は持ってるから断ってね、その分ポイント入るの」
「・・・しっかりしてんね」 




とくいげ




セリフ多すぎた 




「嫁と旦那と娘・・・なんかファミリーが出来たね」
「はづきちは私らが0歳の時に出来た愛の結晶やな」
「なんか色々無茶ありすぎ!」

次第に脱線していく話題 




上サマ「そういや今日はうちの娘(はずきち)帰るの早かったなぁ、
     予定無いと思ったんやけどなぁ」
飯子 「なんか急用できたみたいだったね。
     まぁ今度カラオケ行く約束もしたし、その時たっぷり遊べばいいんじゃない?」

その頃 はずきちは 




(それ練習した曲・・・!) 

(・・・まぁいいか、イマイチ覚えられないとこあったし・・・)




一緒に。 








座れず 




「そんなビビらんでも大丈夫やとは思うけど、なんなら俺が運転しようか?
 普段から乗ってるからいーちゃんよりは上手いと思うよ」
「いいの?」
「全然!(むしろ男らしさを見せるチャンス!)」
「・・・でも情けない所も見られちゃったし、あんまり頼ると私のお姉さん的存在としての立場が」
「そんなもん要らん!」 





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