「琢ちゃんありがとね、助かったわ」
「どうって事ないって。こんくらいならいつでも運転したるよ」
「ほんと?じゃあさ、今度海行こうと思ってるんだけど、その時も運転頼んでいいかな?」
「それって・・・」
「うん、琢ちゃんも一緒に海いこ?」
都合のいい解釈をしていた琢ちゃんと
大方の予想通りの展開
「君が琢ちゃんやね?飯子から話は聞いとるよ、今日はよろしくね」
「あ、はい、こちらこそ(既にデフォルトでちゃん付けなんか・・・)」
「おまたせ〜」
(飯子との間接ちゅーは気にするけど私が胸強調してるのには見向きもせんってか・・・
ふぅ〜ん、やっぱりか・・・)
(ったく、こっちは疲れた体で運転してんのに・・・
ああでもいーちゃんの寝顔可愛いなぁ・・・)
「あの、これ俺も居ていいんすか?邪魔なんじゃ…」
「いーのいーの、せっかくの飯子の実家だし、昔の飯子の話とか聞きたいし」
(飲みの場で男が一人ってちょっと居辛いんだけどな・・・)
「ていうか上サマ飲みすぎ!ほらお茶持ってきたから」
「そういやバレンタインの時も何か男前な女の子からチョコ貰ったってはしゃいで・・・
いや別に女子同士でチョコ渡すのは珍しくないし・・・
でもだからといってソッチ系じゃないって証拠には・・・」
「琢ちゃん、どしたん?」
3コマ目の・・・
髪は女の命と言いますし・・・駄目?
「ちなみに飯子のほうは任せといて、悪い虫つかんようにしてるから。
つーか男にはそうそう渡さんから覚悟しといてな?」
(・・・この人が悪い虫なんじゃなかろうか・・・)
>よし、3人がややこしいことになってるスキに、はづきちは俺がもらっていく。
それでもやっぱり上サマに阻止されます。
>これが殿と琢ちゃんの馴れ初めであった(ぇ
殿チガウ殿チガウ殿チガウ・・・
苗字で呼んでるのは語感をハルヒに似せかたったからです。
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